良い施術者の条件

医者とはある意味で異なる
ある症状に対してなにかしらの施術(治療と言い換えてもいいですが)をするということであれば、医師による治療と似ていなくもないですが、マッサージの場合は少々事情が異なります。
病院での治療の場合では、その専門性と難解さゆえに症状や病気についてなど知らないことの方が多いです。
ありがたくその話を聞くというスタンスではないでしょうか。
一方、マッサージの場合には施術をする側と受ける側の対話は不可欠です。
ここがこっているとか、この部分がかたくなっているとか、対話して初めてわかることもあります。
よい施術者とは、上から目線で話さずつねにこちらから意見を引き出そうとするスタンスがあるはずです。
そうでなければ、相手のツボもわかりません。
もちろん、触れてわかる神の手を持つ人もいるかもしれませんが(笑)。
身体にふれるだけに衛生面は重要
マッサージとは医療類似行為ですが、提供する施術はある意味ではサービスとも言えるものです。
腕が良いことにこしたことはありませんが、やはり印象の良さやコミュニケーション能力などもとても重要な要素です。
例えば、お店の中がいつも清潔なお店であればその印象はかなり違うはずです。
受付の対応や施術者の優しい対応があれば施術の効果も何割かアップしてしまうのではないでしょうか。
人と人が接するだけに、また時として肌も接するので、施設内の衛生環境や施術者の清潔感はやはり不可欠です。
こうした衛生環境は誰もが気付きやすいポイントでもあります。
いくら腕が良くても、不衛生な施術者や場所では寝転がったり、また密着したくはありません。